家族葬への弔電

家族葬への弔電 家族葬への弔電は、受け取る側の遺族にも送る親族や知人にもマナーが問われます。
遺族は、故人の訃報を連絡際や訃報を知らせる書面で辞退したい旨を明記すると共に届いた弔電は故人に対する弔意を表す電報なので有難く受け取り、葬儀後に改めてお礼を伝える必要があります。
送る側の親族や知人は、遺族から通夜や告別式への出席を依頼されなかった場合には基本的に控えるのが家族葬のマナーとされ、遺族から訃報を知らされる事無く故人の訃報を何らかの手段で知ってしまった場合にも敢えて知らないふりで送らないのがマナーとされています。
家族葬は、葬儀全体の60%を占める主流の葬儀となっていますが、従来の葬儀のマナーを実践して来た高齢者には人情の薄れが問題視される現代社会の受け入れ難いマナーを実践する様で納得出来ず、送ってしまう方も多くいます。
家族葬における弔電は、遺族が受け取るか否かの問題であり、予定外の弔問や参列と異なり遺族を慌てさせる事も無い事から柔軟に考える遺族が多いのも事実です。

家族葬の献花

家族葬の献花 親近者のみでゆっくり行いたい家族葬では一般の弔問や香典を断るケースが多く、献花や供物も返礼品を用意する負担を考えて遠慮する場合が多いです。
ただ参列できない代わりにどうしてもという場合は遺族に返礼不要と伝えて送ってもかまいません。
またほとんどが仏式葬儀ですが、仏式では生花のみを供花とするので造花は使用しません。
祭壇の回りが寂しくならないよう果物などの籠盛りのお供えもします。
献花の相場は家族葬の場合15000円前後が目安です。
香典辞退の場合に香典代わりに献花を贈ることもありますが贈る時は通夜開式の約3時間前までには注文しないと間に合わない事があります。
弔問する時は供花・供物・香典を用意するのが一般的で、遠慮される事もありますが受け取ってくれる場合もあります。
遺族の立場にたって配慮するのが望ましいですが、弔電を頂くのはお礼状を送るだけでいいので遺族の負担が少なく問題ないです。
安い家族葬では20万円~50万円位が目安になります。